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新鮮なカリフォルニアぶどうの健康効果


赤、緑、黒など、どの色のぶどうも上品で美しく、舌を楽しませてくれますが、それだけではありません。 ぶどうの天然成分には、心臓の健康を促進する他、さまざまな健康効果を持つ抗酸化物質が豊富に含まれています。 更に、ぶどうおよびぶどうに含まれる成分の研究から、抗がん作用も認められており、脳の健康への効果も期待されています。

ぶどうの健康効果は?
これまでの研究により、ぶどうは以下に示す効能を持ち、心臓血管系の健康促進効果を持つことが分かっています。

  • (血栓の原因となる)血小板の凝集を防止
  • 動脈硬化防止、動脈機能の向上
  • 抗炎症作用
  • 悪玉であるLDLコレステロールの酸化防止
  • 血圧抑制

抗酸化物質の効果
ぶどうは、フラボノイド等のポリフェノールを豊富に含みます。また、レスベラトロールを多く含む代表的な食材のひとつに数えられます。レスベラトロールは、あらゆる色のぶどうの皮に含まれ、抗酸化作用および抗炎症作用を持つことで知られています。ぶどうフラボノイドは、皮、果実、種などすべての部位に含まれています。ぶどうに含まれる天然成分は、カロテノイド、ルテイン、ベータカロチン など1610種類が報告されており、更に数百種類の成分が今後発見されると見込まれています。

抗酸化物質:

  • フリーラジカルが体内環境に与える影響を中和することにより、細胞を保護する。
  • (多くの慢性疾患を引き起こす原因となる)酸化的ストレスを抑制する

緑色のぶどうにも抗酸化物質は含まれています。

一般的にはあまり知られていませんが、緑(白)色のぶどうにも抗酸化物質は含まれています。最近発表された緑色のぶどうと赤色のぶどうが持つ総抗酸化能(ORACによる評価)に関する研究結果によると、両者共にかなり高水準の総抗酸化能が認められています。赤色のぶどうの総抗酸化能が2016であったのに対し、緑色のぶどうの総抗酸化能は1789でした。
つまり、抗酸化物質は、赤色のぶどう、緑色のぶどう両方に含まれているということが分かります。両者の違いは、赤もしくは黒色のぶどうには、果物や野菜の赤もしくは青色の素となるアントシアニンという植物栄養素も含まれるということです。

ORACなどの抗酸化能について

食品が持つ抗酸化能は、しばしばORAC(酸素ラジカル吸収能)の値で評価されます。ORAC値は、酸素ラジカル吸収能(ORAC)を測定する試験管検査法によって求められます。しかし、食品が持つ抗酸化能はORACだけでは十分に評価することはできないと理解することが重要です。また、ORAC値では、体内の抗酸化状態を改善する効果は反映されません。
ORACテストでは、あるタイプのフリーラジカル(ペルオキシルラジカル)に対する捕捉活性を測定しますが、フリーラジカルは、ペルオキシルラジカルだけではありません。その他のフリーラジカルに対する活性を測定する方法は、数多く存在します。  
更に、抗酸化物質を語る上で最も重要なポイントは、生体利用可能(体内で利用できること)であるか否かということです。 摂取された植物栄養素の生体利用率は様々です。また、体内に摂取された後の生物学的過程への影響も様々です。
つまり、ORAC値のみでは、抗酸化能の評価は断片的なものになってしまい、健康促進効果を正しく評価することはできません。 

ぶどうに含まれる抗酸化物質は、人間の体内で利用可能

ぶどうに含まれる植物栄養素は生体利用可能であり、人体内における抗酸化能を大幅に向上させることが数々の研究で認められています。米国農務省アーカンソー児童栄養研究センターのロナルド・L・プライヤー博士が行った研究では、ぶどうは、他の抗酸化物質を多く含むとされる果物に比べ、人体内の抗酸化能レベルを引き上げる特性が高いのではないかという結果が得られています。

「ぶどうは、非常に高い抗酸化能をもっています。その他のアントシアニンを多く含む食品でぶどう並の抗酸化能レベルを得るためには、量をより多く摂取しなければならないでしょう。」 - ロナルド・L・プライヤー博士(米国農務省アーカンソー児童栄養研究センター).

今後の活動は?

現在、研究は全米各地で行われており、次々と新たな発見が報告されています。科学的な研究・解明は長い期間を要するものですが、ぶどうが持つ健康効果は、確固たる化学的な証拠によって裏付けられています。